Some Differences Between the E-Text of Hojoki
and the Nihon Koten Bungaku Taikei (NKBT) Edition (Volume 30)





A. E-text: 17 sections; NKBT: 5

B. E-text: 数千人; NKBT: 数十人

C. E-text: 廿九日; NKBT:[nothing]

D, line 1. E-text: 又おなじ年の6月の頃; NKBT: 治承4年水無月の比

D, line 3. E-text: 数百歳; NKBT: 四百余歳

D, line 7. E-text: 攝津国難波の京; NKBT: [nothing]

E, lines 28,29. E-text: しろがねこがねのはくなど; NKBT: 箔など

F, lines 3,4. E-text: 男にもあれ女にもあれ、いたはしく思うかたに; NKBT: 人をいたはしく思うあひだに

F, line 9. E-text: 慈尊院の大蔵卿; NKBT: [nothing]

F, line10. E-text: ひじりをあまたかたらひつつ; NKBT: [nothing]

G, lines12-19. E-text: その中に、あるものゝふのひとり子の、六つ 七つばかりに侍りしが、ついぢのおほひの下に子家をつくり、はかなげなる あとなしごとをして遊び侍りしが、俄にくずれうめられて、あとかたなくひ らにうちひさがれて、二つの目など一寸ばかりうち出されたるを、父母かゝ えて、声もをしまずかなしみあひて侍りしこそあはれにかなしく見はべりし か。子のかなしみにはたけきものも恥を忘れけりと覚えて、いとほしくこと わりかなとぞ見はべりし。; NKBT: [nothing]

J. E-text: 狩人; NKBT: 旅人

J, lines 13,14. E-text: 南にかりの日がくしをさし出して; NKBT: 東 に三尺余りの庇をさして

J, lines 15,16. E-text: 落日をうけて、眉間のひかりとす。; NKBT: [nothing]

J, lines 22-25. E-text: 東の垣に窓をあけて、こゝにふずくえを出 せり。枕の方にすびつあり。これを柴折りくぶるよすがとす。庵の北に小地 をしめ、あばらなるひめ垣をかこひて園とす。すなはちもろもろの薬草をう えたり。; NKBT: [nothing]

M, lines 7-10. E-text: 大かた世をのがれ、身を捨てしより、うら みもなくおそれもなし。命は天運にまかせて、をしまずいとはず、身をば浮 雲になずらへて、たのまずまだしとせず。一期のたのしみは、うたゝねの枕 の上にきはまれり、生涯の望みは、をりをりの美景いのこれり。; NKBT: nothing

Q, lines 1,2. E-text: 「月かげは入る山の端もつらかりき たえぬひ かりをみるよしもがな」。; NKBT: nothing




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Last revised September 23, 1997